
手術はしたくない。
でも、また貧血になるのも怖い。
「じゃあ、私はどうしたいんだろう?」
そんなことを何度も考えながら、
今の自分にできることを調べ続けました。
子宮筋腫の過多月経に漢方という選択肢
今の私の困りごとは、子宮筋腫が原因の過多出血。
子宮筋腫を小さくすることではなく、
生理の出血をなるべく抑えること。
ならば、「漢方で改善できないかな」と思いました。
私は30代の頃、
PMSや生理痛を改善したくて、
漢方を飲んだことがありました。
多少時間はかかりましたが、
体質改善を意識して過ごすようになってからは、
PMSや生理痛が少しずつ
楽になっていった経験があります。
そのことを思い出し、
インターネットでいろいろ調べました。
調べていくうちに「煎じ薬」を知った

調べていると、病院で処方してもらう漢方だけではなく、
漢方薬局で相談しながら作ってもらう
「煎じ薬」があることを知りました。
同じ漢方でも、病院でもらうものとは少し違う。
体質や症状を細かく見てもらって、
その人の体質に合わせて薬を組み立ててもらう。
そんな漢方薬局での相談と煎じ薬に、
だんだん興味が湧いてきました。
「私も一度、相談してみたい」
そう思って、
今度は漢方薬局について調べ始めました。
どこがいいんだろう。
婦人科系を得意としているところ?
子宮筋腫に経験豊富なところ?
気がつけば、かなり調べていました。
でも、煎じ薬は思っていたより高かった
そこで一度、足が止まりました。
想像以上に高い。
漢方薬局で相談して、
煎じ薬を続けるとなると、
毎月それなりの金額がかかります。
私が調べた中には、
月4万円ほどになるところもありました。
もちろん、自分の身体のためのお金です。
必要なものなら、出せない金額ではないのかもしれません。
でも、だからといって簡単に
「やってみよう」とは思えませんでした。
これから何か月、何年と
続けることになるかもしれない。
本当に自分に必要なのかな。
そこまでお金をかける価値があるのかな。
そんなことを考えてしまいました。
「やってみたい」という気持ちと、
「でも、高い」という現実。
私はまたそこで、足踏みをしてしまったのです。
漢方を調べたはずなのに、また手術を考えていた

漢方薬局について調べていると、
過多出血が落ち着いた、
子宮筋腫が小さくなったという
体験談や口コミを目にすることもあり、
前向きな気持ちになっていました。
でも、想像以上に煎じ薬が高い。
いつの間にか私は、また手術について調べていました。
「やっぱり、手術しかないのかな」
そんな気持ちになったのです。
転院したら何か変わるかな。
一度、別の先生に相談してみたほうがいいのかな。
を試したいと思ったり、やっぱり手術を考えたり。
本当に、行ったり来たりでした。
まずは保険の漢方を試してみよう
そんなふうにいろいろ調べて、迷って。
最終的に私が出した答えは、とてもシンプルでした。
「まずは、何もしないより、今できることをやってみよう」
高額な煎じ薬を始める決心はつかない。
かといって、すぐに手術を決めることもできない。
だったらまずは、漢方内科で、
保険診療で処方してもらえる漢方を試してみよう。
そう思いました。
子宮筋腫そのものを
どうにかできるかというよりも、
まずは自分の体調や月経の状態を見ながら、
できることをやってみようと思ったのです。
「これでいい」と思える答えは、すぐには出ない
私はずっと迷っていました。
手術はしたくない。
ホルモン治療もできれば避けたい。
でも、貧血に戻るのは怖い。
煎じ薬を試してみたい。
でも、高いお金をかけることには迷いがある。
子宮鏡手術ができる病院があるなら、
相談してみたい。
でも、できれば手術そのものを避けたい。
一つを選んだら、
ほかの可能性を全部捨てるような気がして、
なかなか決められませんでした。
でも、待ったなしで定期的に生理はやってきます。
だから迷いながらも、
立ち止まっている時間はない、
という気持ちにもなっていました。
1か月に1回、貧血外来で血液検査をして、
鉄剤を服用しながら、
調べて。
迷って。
また調べて。
そのたびに「私は本当はどうしたいんだろう」と考える。
そうやって少しずつ、
自分が納得できる方向を探していたのだと思います。
まずは漢方を試してみる。
それでどうなるのか。
その先に何を選ぶのか。
このときの私は、まだ何も決めていませんでした。
ただ、ひとつだけ。
「何もしないで待つ」のではなく、
「今の私にできることをやってみよう」。
そう思えるようになっていました。


