重度の貧血で気づいたこと|原因を探せば安心できると思っていた私

健康診断で重度の貧血が見つかってから、

私は毎日のように考えていました。

「なんでこんなことになったんだろう。」

「なにがいけなかったんだろう。」

何か一つ原因が見つかれば、

安心できる気がしていました。

思い当たることは、いくつかありました。

健康診断を4〜5年受けていなかったこと。

「毎年受けていれば、もっと早く気づけたのかな。」

16時間ファスティングをしていたこと。

「鉄分が足りなくなった原因だったのかな。」

あの日こうしていれば。

あの時ああしていれば。

そんな"たられば"ばかり考えていました。

原因を見つければ安心できると思っていた

今振り返ると、あの頃の私は、

原因を探していたというより、

安心を探していた

のだと思います。

原因が分かれば、

もう同じことは起きない。

むしろ貧血も不調も

よくなるのではないか。

そう思いたかった。

だから検索する。

また検索する。

思い当たることを一つずつ並べて、

「これかな。」

「いや、違うかな。」

そんなことを繰り返していました。

でも、不思議なことに、

原因を探せば探すほど、

安心は遠ざかっていきました。

原因探しは、自分責めになっていた

「健康診断を受けていれば。」

「ファスティングなんてしなければ。」

「もっと早く身体の変化に気づいていれば。」

最初は原因探しだったはずなのに、

気づけば全部、

自分を責める材料

になっていました。

もちろん、

振り返ることは悪いことではありません。

でも、

「過去を振り返ること」と

「過去の自分を責めること」は

違うんですよね。

私はその違いが、

あの頃は分かりませんでした。

あの頃の自分に伝えたいこと

今なら思います。

あの時の私は、知らなかっただけ。

身体から出ていたサインも、

生理の変化も、

「更年期かな。」

そう思ってしまうのも、

無理はありませんでした。

だから、

「なんで気づかなかったの。」

ではなく、

「気づけてよかったね。」

そう声をかけてあげたい。

不安は、自分を責めても小さくならない

不安になると、

人は原因を探したくなる。

私もそうでした。

でも、自分を責めるほど、

安心には近づけませんでした。

だからもし、

今これを読んでいるあなたが、

「なにがいけなかったんだろう」

そんなふうに原因を探して、

自分を責めているなら、

少しだけ立ち止まってほしい。

過去は変えられない。

でも、

今日からの自分には、

やさしくしてあげられる。

むしろ身体は、ずっとがんばってくれていた。

「年齢のせいかな」で済ませられるくらい、

がんばってくれていた。

あの頃の私は、

それに気づくことができませんでした。

だから今、この文章を書いています。

原因を探すことより、自分を責めないこと。

今の私が、あの日の私に一番伝えたい言葉です。

健康診断で重度の貧血が発覚|ヘモグロビン5.8だった私の体験
" target="_blank" rel="noopener" title="">健康診断で重度の貧血が見つかったときのことは、こちらの記事に書いています。